カンボジアスタディツアー

 学生ボランティア団体はメンバーの入れ替わりが早いので、少しでも長く活動してくれる人に入ってもらいたい。


 しかし、それは新しく入ろうとする人にとって覚悟のいること。何度か現地に渡航して活動することを暗に求められるJu-Juのボランティアは、敷居の高いボランティアなのかもしれない。


 しかし敷居の低いボランティアがあって良いはずだ。ちょっとカンボジアに行くついでに現地の人と何かを一緒にしてみたい。そんなニーズに答えられる「KEAF-Japan」のスタディツアーに参加するのも1つのボランティアの形。


KEAF-Japan
 KEAF-Japanはカンボジアの子供たちの教育を支援するボランティア団体です。カンボジア内戦では、人々の命や人権、緑の国土も生活基盤も破壊し尽くされました。平和が回復してから10年が過ぎました。でもカンボジアはいまだに「最貧国」から抜け出せません。人々は新しい国つくりに懸命に取り組んでいますが、その道のりはなお険しいものがあります。国の将来を担うのは子供たちです。その子供たちの教育は、校舎も先生も、教科書もペンもノートも、何もかもが足りないという状態なのです。「1人でも多くの子供たちに教育の機会を」、これがKEAF-Japanの目的です。



アンコールワット


 阿部正次郎